初めての畳張り替えも安心!和室マスター直人のノウハウblog

リフォームで和と洋を融合させる時の注意点

2017年04月08日

和室を自宅に設けたい時に、のびのびした環境にしたいと強引に取り入れていることもあります。しかし目的を明確にもっていない状態で取り入れても、決して機能的ではありません。敷地条件を踏まえながら建設することもありますが、落ち着いた空間を作るため調和がとっていける状態にすることが必要です。

リフォームする時には多様的に活用できるように考えながら、使い勝手がいい間取りに仕上げていきましょう。もしも洋風のリビングと合わせていく時には、ポイントとして天井や壁材を検討する必要があります。統一性や色の数を抑えていくことによって、快適な雰囲気を醸し出していきます。

天井材などを統一すると自然なつながりを生み出していくので、より空間に広がりを作ることができます。さらに段差をつけることによって、仕切りが明確になっていきます。理想的な高さとしては20センチ以下が適しており、いずれの部屋でも目線が合います。

自然に家族でコミュニケーションを取ることもできるでしょう。その中でリフォームなどを行う場合に、軒が必要不可欠となります。住宅の壁や窓ガラスなどから外に出ている屋根の部分を指しています。

通常だと屋根の下の端にある部分となりますが、軒下などは都心部だと短くなっているか無い状態になっていることが最近は多いです。その中で和室を構えている時には、風情なども残したいと軒下を短くしている住宅もあります。軒の機能は色々とありますが、まず外壁の保護があります。

外壁の上側で屋根が出っ張っているので、外壁を太陽光や雨風などから保護することができます。また日差しの調整も行うことができますが、軒を設置することによって直射日光を避けて室温を下げていくことができます。そして冬は暖かさを保っているので、室温を急激に低下させることもありません。

雨除けにも役立てることができますが、窓から吹き込まないように機能しているので便利です。軒を用意することによって耐久力を高めていくことができますが、木造住宅だと必須といっていいでしょう。主材料が木材となっているので、長時間水に浸ると腐食してしまい脆くなってしまいます。

さらに乾燥や湿潤を繰り返して傷んでしまうこともあるので、より必要性は高まっていきます。気象状況によって軒があるかどうかで、耐久年数が大きく変わっていきます。じっくりと住宅をリフォームもしくは建設する際には、軒を設置するか検討するようにしましょう。

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