和室に使われている畳は四季がある日本の気候を快適に過ごすことができる構造になっています。断熱、保湿性にすぐれ、湿気を吸い取ってくれます。また、部屋の中にいるだけで、森林浴をしている癒しの効果と同じような効果を得ることができます。そして、畳は空気が多く含まれているので、防音にも一役買います。
衝撃を吸収するので、防音だけではなく、怪我の防止にもつながります。小さい子どもやお年寄りには最適な部屋であると言えます。和室に置く家具類は、上げたり下げたりできるものが多く、使用用途が多いのも特徴です。ご飯を食べる時にはちゃぶ台を出して、寝る時には布団を敷いたり、少し横になりたい時や、洗濯物もたたむ時には広々とした空間を使えます。
このように、和室の良さを改めて見直すと、とても理にかなっていることがわかります。