和室に物を置くと大変なことになりやすい
2018年01月30日
畳の部屋に家具はできるだけおかないほうがいいといわれている理由のひとつとして、畳がへこむからというのがあります。畳がへこんでしまうと交換しなければ直らないことも少なくないため、床にも経済的にもやさしくないといえるでしょう。
また、和室に余りごちゃごちゃと物を置くことで、室内のよさを生かせなくなってしまいます。必要最低限のものだけを室内に置き、和室の押入れを活用して物を置かない収納を心がけてください。物を置かずにいるメリットとしては室内の掃除をするのが楽になることだけでなく、室内の空間を生かした風のとおりのよさが味わえるでしょう。
畳の部屋は基本的にバリアフリーとなっていることが多く、室内で躓くこともないため歩きやすいです。歩きやすさを重要視することで、高齢者や子供、ペットがスムーズに歩けるようになる為、ケガの心配も少なくなるでしょう。畳の部屋に物を置くと畳が日光で焼けてしまうため、焼けてしまった部分を隠す為荷物を移動できないジレンマに陥ってしまいがちです。そのため、模様替えできづらく、荷物の下にダニやカビが繁殖するリスクも捨て切れません。更に害虫が荷物の下に巣を作る可能性もある為、おかないほうがいいといわれています。室内を快適に保ちたいのであれば、物をできるだけ押入れに収納し、室内の空気が通りやすいようにすること、室内を快適に保ちやすいように、温度調節をすることも心がけて使いましょう。